イベント:「巨大すごろく」(放課後等デイサービス)

先日、イベントで巨大すごろくを行いました。

 

自分達でマスを作り、自分がコマになって、さいころを振りながら進めます。

 

 

 

作り始める前に、導入として普通のすごろくを行いました。その日のメンバーの中で、すごろくを一度もやったことがなかったのはAさん一人だけでしたが、みんなと一緒にやっていくうちに、ルールを覚えて楽しんで遊ぶことが出来ました。

 

 

 

 すごろくを楽しんだ後、すごろくのマスとなる、滑り止めマットをみんなではさみを使って切り分ける作業に入りました。作業は2等分に分ける人、3等分に分ける人、複数枚に分ける人と分担を決めて行うと、すぐに切り終えることができました。

 

 次にマスにとまった時のコメントを書いてもらう作業に移りました。これも、3グループに分かれて、2人ずつのペアを作り、行いました。 Aさんはとても悩んでいましたが、職員がこういうふうに書くのは?と提案すると、その文をなぞってくれていました。

 

 コメントを考えることもみんな各々楽しんでくれたようで、午前中は制作で終わりました。食後に完成したマスを並べて、ゲームを始めました。Aさんも自分が考えたマスに止まってくれることがうれしくて「ここは私が書いたんだよ!」とうれしそうに教えてくれました。他のお子さんたちもみんな、さいころを順番に振って自分の番でないときもお友達がどこのマスになるのか注目していてくれました。先に上がった人はマットに座って待っていることにしたのですが、普段じっと座っていることが難しいお子さんもこの日はお友達の応援をしながらマットに座って他のお友達の応援をし、ゴールまでどのマスにとまるのかを見ていることができました。

 

 

 

今回のイベントでは、始める前にどのような手順で行うのか、行うゲームの導入として、普通のサイズのゲームを楽しんだことで、みんな見通しが持てたようでした。勝ち負けがあるゲームでも、自分以外の人が行っている様子を見ていられたこともよかったです。

 

発達障害のお子さんは勝ち負けにこだわってすぐに怒り出すこともあります。メタ認知が弱く、「負けてもまあいいや」と考えを切り替えることが苦手だからです。

 

また、自分の番以外の人の活動を見て待つ時、どんなことに注目して見ていたらいいか分かりにくいため待つことが苦手です。自分の作ったマスに注目することで楽しく待つことが出来ました。

 

また、紙の上の計算ができても実際に対応させることが難しいお子さんもいますが、楽しみながら丁寧に「1,2,3」と数えることで1対1対応の勘定が出来ます。(実はこんな裏のねらいもあります。)

 

普段の活動の中では時間をかけてみんなでひとつのゲームをするということが難しいですが、お休みの日にこのようなゲーム的なことをイベントとして行うことのよさを感じることが出来ました。また楽しいイベントを企画していきます。