子どもたちの成長(放課後等デイサービス)

  Aくんは放課後等デイサービスを週2回利用しているダウン症のお子さんです。

 

Aくんは尿意や便意が遠いため、定時排泄をするようにしています。以前はトイレに行くことを嫌がり、トイレに行っても用を足さずに、トイレの中で遊んでいるというようなこともありましたが、最近はそんなAくんの成長していく姿が多く見られます。

 

 Aくんは「トイレに行く」ということが学校の宿題の一つとなっています。運動の時間の前にタイマーをセットして「タイマーが鳴ったらトイレに行こうね」と声をかけています。最初は嫌がっていたAくんですが、最近は運動前にトイレに行くことが習慣になってきたようです。登所すると、「今日は勉強して、おにぎりを食べて、トイレに行って、運動して、○○で遊ぶよ」と自分からやることを職員に伝えてくれます。

 

 先日、登所して宿題を始めようとしたところ、「最初にトイレに行く」と言って、自らトイレに向かったのです。いつもは、宿題おやつトイレという流れでしたが、この日は登所してすぐに、宿題の前にトイレに行くことができました。「Aくん、自分からトイレに行かれてえらいね」と声をかけると、「先生もトイレに行って!」と何人かの職員に声をかけていました。そして、その日はいつもより早めにトイレに行ったため、運動の前にトイレに行くのではなく、帰る前にトイレに行こうねと伝えると、帰る前にもスムーズにトイレに行くことができました。いつもの流れではなくても、トイレに行かれることはAくんにとって大きな成長です。

 

 また、他にもAくんの成長を感じることがあります。Aくんは、おやつはお菓子よりもおにぎりが好きなので、おにぎりを作って食べています。毎回「さけのおにぎり大好き」と言っています。普段からおにぎりを作ることもなるべく自分でできるように支援しています。Aくんは最近、自分から進んでやるようになり、おにぎりを作るのがとても上手になりました。先日は「1人で作るから先生あっち向いてて」と言うのです。遠くから見てみると、一つひとつの作業がとても上手になっていてびっくりしました。最後にご飯をラップで包んで握るときに、ご飯を少しこぼしてしまいましたが、どんな事でも挑戦して、たくさん失敗してできるようになるのだと改めて感じました。全て大人がやってしまうことは簡単ですが、なるべく自分でできることを増やしていけるように、日々の成長を見守りながら支援していきたいと感じました。