
本格的な冬を前に、インフルエンザで学級閉鎖になる学校も出てきました。
先日のブログでもお伝えした通り、当事業所ではお茶うがいと手洗いを励行しています。
洗面所の壁に手洗いの手順の絵が描いてある「手洗い表」を貼ってあるので、それを見ながら手洗いをするようにしています。
Aさんは最初の頃、手のひらは洗えるのですが、手の甲や手首まで洗う意識が弱いようでした。
職員が付き添って、壁の「手洗い表」を見ながら手を洗うことを繰り返したことで、今では服の袖をまくり上げてから洗うようになりました。
親指をクルクル回して洗うことはまだ難しいようですが、ほぼ「手洗い表」のように洗えるようになってきました。
手をすすいだ後の手の拭き方も、自分のハンカチを使って濡れているところがないようにきれいに拭けるようになってきました。
上手にできていることを褒めると「バッチ グー!」と言ってうれしそうなポーズをとります。
ひとつひとつを丁寧に支援することでしっかりと身についてきています。
これからもAさんに必要な身辺自立の力を確立できるように、支援方法を考えていきたいと思います。
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