自尊心を高める支援(放課後等デイサービス)

こどもプラスの放課後等デイサービスでは、決めらた時間にみんなで運動遊びを行っています。
しかし、下校時間が遅い高学年のお子さんや中学生は、参加できないこともあります。

A
君は、中学生で月の利用も数回のお子さんです。大勢で何かの活動はどちらかというと苦手で、みんなで行う運動も見学することもあります。

しかし、ある日、自由時間に一人で縄跳びをし始めました。
日頃、運動する所をあまり見せないA君なので、何人かの職員の目に止まり跳んでいる数を数えてあげたり、写真を撮ったり、拍手で盛りあげると嬉しそうで、ひっかかっても再度チャレンジして沢山跳んでいる姿を見せてくれました。

しばらくすると、職員が運動の時間に行うメニューをホワイトボードに貼りだしている側へ来て、「今日、運動何やるの?」と聞いてきました。
今日は、運動に意欲的なA君と捉え、「A君がリーダーで風船バレーをしようと思うんだ。中学生のA君が頼りだからよろしくね。」というと「僕がいないと駄目なんだ~」とA君。
「そうだよ。頼むね」というとその場では、はっきりとした返事は返ってきませんでした。

 


ホワイトボードには、チームのリーダーとメンバーを貼り出し視覚的にも分かりやすくしました。
A
君は風船バレーが始まると入ってきました。
小さいお友達とプレーすることは、思い通りにいかない事もあったかもしれませんが、怒ることもなく最後まで風船バレーを楽しんでいました。

今回のA君は、役割を持つことで運動に入ってこれたと思います。
みんなと一緒に運動に入って笑った顔を見ることができ職員もとても嬉しかったです。
終わった後には、
A君がリーダーをやってくれて良かった。また、お願いね」と伝えました。

発達障害の特性を持つお子さん達は、叱られることが多く自信をなくしていることがあります。またやることがはっきりしていないと何をしてよいか分からなくなってイライラしてしまうことがあります。時には、特別な役割を与え、自信を持ってもらったり、前向きな気持ちになったりすることが大切だと実感しました。そのような活動の繰り返しで達成感を味わい「楽しい」と思えることが増えるよう支援していきます。