自分からトイレへ向かうこと(放課後等デイサービス)

放課後等デイサービスに通うA君はダウン症のお子さんで、排便や排尿に関して便意や尿意が薄いこともあり、定時排泄を促すようにしています。A君は、週2日利用で自由時間に運動遊びごっこをするのが大好きなお子さんです

 

A君が運動指導の先生役で、関わる職員が生徒役。
いつも、運動を担当する職員のように、運動メニューをホワイトボードに貼り出し、挨拶をして始まります。

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番から多い時は10番ぐらいまでA君の運動メニューはあり、その都度、やり方の説明と見本を見せてくれます。

見本の後は、生徒役の職員が挑戦します。色々なメニューがあり楽しく、その発想豊かなA君に感心しています。

しかし、A君は、この運動遊びごっこにこだわりがあり、やらないと帰らなかったり、トイレの時間に行きたがらなかったりすることがあります。
運動遊びごっこの後は、職員による運動遊びが始まるので、トイレにも行っておかなければなりません。行くのをしぶり、運動遊びに遅れて参加することになってしまいます。
事前予告をしても先生役を終えることができないこともありました。

しかし、先日、運動遊びごっこの途中でいつものように「分にはトイレに行くよ」と声をかけ、「メニューが多いから全部終わらないかな~」と付け加えると、ホワイトボードのメニューを見てメニューを減らし「○○をやって、終わりの挨拶の後、トイレに行ってください。」とA君が生徒役の職員に言ったのです。
その後順番どおり運動メニューをこなし、姿勢を正し終わりの挨拶を終えるとA君も、そのままトイレへスムーズに移行しました。

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君が運動遊びごっこのメニューの中に「トイレに行く」を加えることができたのは、やらなければいけないこととして認識しているからだと思います。
先生役になり良い見本を見せてくれたA君が、今後どのような運動遊びを展開してくれるのか楽しみです。