都市の離れた友達とのやり取り(放課後等デイサービス)

Aくんは放課後等デイサービスを週に1回利用している中学生のお子さんです。Aくんは、ごっこ遊びの中で、職員に刺激の強い料理を作り、その反応を見るのを楽しんでいます。例えば、とても辛い飲み物や、酸っぱいもの、斬新な組み合わせをした食べ物です。Aくんが「どうぞ」と作った食べ物を差し出し、職員が「これは辛いよ〜」「酸っぱい!」と言うやり取りですが、今までは職員と11で遊んでいました。最近は少しずつですが、職員も間に入りながら自分より年下の小さいお友達と遊ぶようになってきました。

 

ある日、刺激の強い料理を作るごっこ遊びをやっていたAくんの所に小学生のBさんが入って、一緒に遊んでいました。BさんがAくんの使っていた道具を何も言わずに取ってしまったときに、職員が「Bさん、Aくんに貸してって言ってから借りるんだよ」と声をかけるとAくんは「いいんだよ」と優しく言ってくれるのでした。Aくんの気持ちを心配した職員が「Aくん、小さいお友達でも、もし嫌だと思ったら、こういうときに、今僕が使ってるんだよって言ってもいいからね」と声をかけると、「もめごとにはしたくないからね」と、とても大人な返答でした。それから、Aくんの遊びにBさん以外にも何人か入ってきましたが、嫌がることなく一緒に遊んでくれていました。帰りに、「Aくん、今日は小さいお友達と遊んでくれてありがとう。優しいお兄ちゃんだったね」と声をかけると、「本当に今日は良い子に過ごしたよ〜」と言っていました。少し我慢していたのかな?と感じましたが、Aくんのお兄さんのような姿を見て、とても成長を感じました。お家の方にも、小さいお友達と遊んでくれていることをお話しすると、Aくんはひとりっ子で、小さい子と関わることはなく、以前は苦手だったというお話でしたので、お家の方も喜んでいました。こどもプラスは年齢の幅が広いので、たくさんのお友達と関わることで、Aくんがコミュニケーションの取り方を学んでいけるように、職員と11での関わりも大切ですが、Aくんがお友達と関わるのを見守っていくことも大切だなと感じました。