好きなことに寄添う(放課後等デイサービス)

Aくんは放課後デイサービスを週一回利用の発達障害の低学年のお子さんです。
A
くんはマイケルジャクソンが大好きです。
自由時間にはよくマイケルジャクソンの歌を口ずさみながらムーンウォークをしているAくん。「どうやってやるの?」と職員が聞くと
A
くん「こういう風にやるんだよ」と実演しながら教えてくれます。
そんなAくんから、ある日の自由時間に招待状が届きました。
5時からマイケルジャクソンのコンサートを開催するので来てください」との事!
運動が5時に終わったので外に出てみると、職員が乗ってきた軽トラックの荷台がコンサート会場になっていました。

 

荷台でマイケルジャクソンになりきりコンサート前の予行練習をしているAくん。
一生懸命踊っている姿はとっても可愛いいです。
暫くして職員が招待状を集め、遂にコンサートが始まりました。
マイケルジャクソンの音楽はかかっていませんでしたが、Aくんが「トゥントゥントゥントゥントゥン、トゥントゥントゥントゥントゥン!」と自分で口ずさみながらムーンウォークをしています。
コンサートを盛り上げようと別の職員が「マイケル〜」と声をかけたのですが、Aくんは「うるさい、静かにして」との事。
コンサートに集中したかったようです。
A
くんのムーンウォークはとても上手で、静かに手拍子をしてAくんのマイケルジャクソンを応援していました。
するとAくん、職員に「ビデオ撮って!」と催促。
職員はビデオを撮り始めました。
マイケルジャクソンの真似をして踊るAくんは、とても可愛らしく、微笑ましい光景でした。

 

コンサートは無事終わり楽しい時間を過ごせました。
A
くんのように好きな事に没頭している時の表情は生き生きしています。

 

学校という大きな集団の中で目一杯頑張ってきて、目つきや言葉遣いまで荒々しくなって帰ってくることもあるA君ですが、自分の好きなことを思い切りやったり、他人から認められることで帰宅する時にはすっかり気分転換ができています。

 

発達障害のお子さんたちは記憶に残りやすかったり、フラッシュバックがあったりするので気持ちを切り替える方法をたくさん持っていると良いと思っています。

 

お子さん達の好きな事に寄り添い、伸ばしていきたいと思いました。
A
くんのマイケルジャクソンをこれからも応援していきたいです。