譲り合う気持ちが育まれる機会(放課後等デイサービス)

先日、放課後等デイサービス利用のAさんと自由時間に風船バレーをしていた時のことです。
狭いながらも二階のプレイルームはいつも場所を譲り合いながら遊んでいます。
しかし、遊びに夢中になってくるとだんだん持ち場が移動したり、お隣のお友達の場所に入り込んだりすることもよくあります。
その日の風船バレーも2人で向かい合ってやっていましたが、風が吹いて風船が流されました。それを落とさないように追いかけると隣でテントを張ってバーベキューごっこをしているお友達の所に入り机やテントにぶつかってしまいました。
足元を、見ないで追いかける事があるので怪我にもつながってしまうため、テントで遊んでいるBさんと一緒に同じ遊びをしたらどうかと提案してみました。

すると、Aさんは、「Bさんは、風船好き?嫌い?」と聞いたのです。
するとBさんは、「あまり好きじゃないけどやる」と言って、AさんとBさんとの風船バレーが始まりました。
少し、テントごっこに使っていた道具をしまうとスペースができ、先程よりは、ゆったりと場所を確保できました。
また、AさんとBさんと一緒に遊ぶ機会も久しぶりに作ることができ、二人でしばらく楽しんでいました。

次に、Bさんが今度はAさんを誘い先程までやっていたテントの中に招待しました。
わずかではありましたが、Bさんのお誘いに答えたAさんでした。

以前は、AさんはBさんを自分の遊びに無理矢理付き合わせてしまうことがありBさんとの関係がギクシャクしてしまう期間もありましたが、今回のAさんは、無理強いすることなく、「好き?嫌い?」とBさんの気持ちを確認する問いかけがありました。
優しさを感じたBさんもちょっとやってみようと思って遊びに入ってくれたのでしょう。

プレイルームは狭いスペースではありますが、逆に狭いからこそ生まれるお子さん同士の会話や譲り合う気持ちが育まれる機会になっていると思います。
発達障害の特性をもつお子さんは、他の人に合わせることが苦手で自分の気持ちが優先で周りが見えにくいです。
今回のように一緒に遊ぶ機会も設けつつお互いの気持ちを尊重しながら過ごす事がたくさんできたら良いと思います。