子供さんの変化に寄添う支援(放課後等デイサービス)

子どもさんを学校まで迎えに行った時のことです。昇降口から出てきたBさんの表情がさえません。迎えに行った職員に寄りかかって送迎の車まで歩いてきました。いつもは車内でいろいろと話をするBさんですが、車に乗ってからも隣のお友達の方に寄りかかることが何度かありました。週末の疲れがあるのか、暑い日だったのでそれが原因なのかわかりませんでした。

 

 

 

事業所に着くと検温をして冷たい水を飲みクーラーの風にあたっていました。しばらくすると少し表情が和らいだので、事業所の日課に添って宿題をするかどうかを聞くと「後でやります。」とのこと。

 

そこで、いつものBさんの日課の流れでおにぎりを作って食べました。おやつは半分食べたところで「いらない。」と残しました。それからしばらく職員の膝枕で横になっていました。「史跡公園にきれいな花が咲いていたから見に行こうか?」と誘っても「行かない。」と言って横になっていましたが、しばらくすると「史跡公園に行く。」と言うので二人で出かけました。

 

 

 

史跡公園に着くといつものBさんお得意の学校ごっこが始まりました。にこにこ笑顔で楽しそうに飛び跳ねながら、職員を生徒に見立ててBさんが先生役です。「1時間目は体育です。」から始まり、次から次とBさんの授業は続きます。二人で笑いながら楽しい学校ごっこをしていると「次は、運動ですよ。いっぱい動いた後は給食になります。おいしいあじさいご飯ですよ。(Bさんが考えるメニューはいつも斬新です)」と言って自分から事業所に帰り始めました。

 

 

 

その日の運動あそびはA先生の指導による運動でした。運動が得意なCくんとDくんが買い物に出かけていたり、運動あそびに参加する子どもさんが少なかったりしたこともあり、Bさんが先頭でお手本役になって運動あそびが進んでいきました。

 

途中からCくんとDくんも買い物から帰ってきて参加したり、見学をしていた子どもさんが参加したりしましたが、最初から最後まで全ての運動に取り組んだのはBさんひとりでした。

 

おわりのあいさつの時にA先生から「Bさん、今日はがんばったね。」と褒めてもらうととてもうれしそうでした。

 

 

 

その日の運動あそびの後は、特別なおやつの時間です。午前中から登所していたEくんがたくさん採ってきた桑の実で作ってくれたジャムを、CくんとDくんが買ってきたアイスクリームや食パンにのせて食べました。色が紫色なので「あじさいご飯みたいだね。」と話しながらおいしそうに食べたり、残したおやつも食べたりするほど元気なBさんになっていました。

 

帰る送迎の車中でもFさんとおしゃべりをいっぱいして、いつもの笑顔のBさんになっていたのでホッとしました。

 

 

 

4月から学校がかわったからなのかわかりませんが、最近のBさんは様子が少し変でした。気持ちの安定をはかるためBさんの気持ちに寄り添って支援をしていきたいと思います。