宿題を工夫する(放課後等デイサービス)

放課後等デイサービスに通うお子さんは通常、宿題おやつ自由遊び→運動プログラム→自由遊び、と活動の流れは決まっています。
しかし、宿題の取りかかりは様々でおしゃべりをしながらやる子、早く終わらせておやつや自由時間を楽しむ子など過ごし方も色々です。

A
君は、宿題にとりかかる姿勢は割と早いのですが、実際にプリントなどを始めると周りのお友達のおしゃべりや活動が気になり手が止まってしまいます。
手が止まるとおしゃべりも大好きで、今、気になっていることや、好きな車の話になります。
暫く、話を聞いて「さあ、やろう!」と言うと一問、二問解き始めます。
続けて全部やってしまう時もあれば問題によってはまた、おしゃべりをして次の問題に取りかかります。

宿題によって色々回り道をしながらも終わらせるA君ですが、出来ればやりたくないという様子の日が多いです。
しかし、先日、学校休業日で朝から利用でした。
登所してすぐに宿題を終わらせたので、放課後利用するお友達が来て宿題をやっている時は自由時間でした。
「朝のうちに宿題やっちゃったからA君は自由遊びなんだよね~」とお友達が来る度にそんな話をしていました。
すると、A君はみんながいつも通りやっている活動の流れをみてなのか、自分からこどもプラスにある問題集を出して見始めました。
しかも、今まで取りかかりるのに時間がかかっていた算数です。
暫くながめていると、今度は、職員に問題を出してきました。
=?」
「難しいな~指使ってみよう」と言ってA君が普段やっているように数えはじめ、
◯◯!」というと、
「正解」と返事が返ってきました。
何問かやりとりしていると、自分が思っていた答えではない時がありました。すると、
「もう一度!」と解き方の辺りから答えをもとめてきました。
そして、「あっ、そうか」と思ったらしく、
「はい!大正解!」と言い、答えに納得したようでした。

自分から、あえて苦手な算数の計算の問題に取りかかろうとしたA君はとても頑張っていると思いました。苦手なことは、できれば見たくないですし、遠ざけて過ごしてしまいたいところです。
日頃の積み重ねで以前よりも理解でき、自信がつき、みんながやっているから自分もちょっとやってみようと思ったのかもしれません。

今回のA君の行動をみて、たまには先生役で問題をだしてもらい職員が答えるやりとりもいいと思いました。問題を出す楽しさを味わうことで算数って楽しい、勉強って楽しいという経験が増えれば自信に繋がると思います。
やる気や集中力に欠けるような時は宿題形態を工夫しながら進めたいと改めて思いました。