感触に過敏な子供さんの粘土遊び(児童発達支援)

児童発達支援利用のAさんはこどもプラスに登所してもう1年半ほどになります。利用当初に比べると、色々な面での成長が顕著ですが、私たち職員もたくさんのかかわりの中で分かってきたことも多いです。

 

 例えば、疲れているときほど感覚刺激の遊具であるブランコやハンモックに乗りたがったり、粘土をして遊びたがったりという遊びの傾向があります。特に小学校や中学校の長期休業で放課後等デイサービス利用の子どもさんたちが多いときにもこのような遊びをしたがることが多いです。

 

 

 

 粘土には特にこだわりがあります。その時々で使いたい色など、自分で選ぶのはもちろんのこと、粘土の感触が少しでも違ったり、粘土自体の温度が冷たすぎたりするのも嫌がります。ですから、使う粘土はAさんがやわらかいと感じ、好んで使う小麦粘土を選んで買うようにしていますし、粘土が冷たいときは、ストーブで暖めてから渡します。

 

 粘土をいじる時も、自分で、作りたいものをイメージしているときと、触感を楽しむ場合とがあります。疲れているときはとくに触感重視なので、手でこね続け、ひとしきり時間がたつと、乾燥してしまうため粘土の固さが変わることも嫌います。

 

 

 

 このように、Aさんが疲れている、ストレスを感じていることが、遊び方でも分かるようになりました。私たちは、コミュニケーションから知ることはもちろんですが、遊び方で生活習慣の変化や、情緒が不安定なときのサインを知ることがあります。

 

 発達障害をかかえる方にとって自分が今ストレスをかかえている状態だと気づくことや適切な方法でストレスを発散ができることは生活の質を高めるために、とても重要なことです。小さな気付きを大切にし、支援の方法を考えていきたいです。