春休み・新年度に向けて(放課後等デイサービス)

高学年のAくんは学校から帰ってきて、家に帰るまでの間にすることが決まっています。まずは、宿題。運動あそびの時間ギリギリまで宿題に取り組んでいます。運動あそびの後も宿題の続きに取りかかります。そしてほんの少しだけの自由時間がとれるかとれないかの日々を送っています。Aくんはとにかく宿題をこどもプラスで終わらせてから家に帰りたいようです。

 

 

 

ある日、学校へお迎えに行くと児童集会のため、下校がいつもより30分も遅くなってしまいました。

 

車に乗るとAくんは今日の予定を話し始めました。「宿題をやりたいから、今日は運動あそびは出来ないね。おやつも家に持ち帰るようにしようかな」との事。

 

 

 

その言葉通り、事業所に着くといつもの様にすぐに宿題に取りかかりました。宿題の量も、生活の記録(学校での授業内容を書きます。)・漢字ノート1ページ・算数の計算プリント1枚・自主勉(社会科や理科の教科書の書写をノート1ページ)・日記(いつもはこどもプラスの運動遊びの内容)と盛り沢山です。

 

 

 

Aくんの良いところは、どんなに時間がなくても「丁寧に書く」と言うことです。生活の記録も漢字も自主勉も日記も、全て一画一画きちんと書いています。遊ぶ時間がなくなってしまうことがわかっていても乱雑になることはありませんし、日記や自主勉を数行で済ませるという事も一度もありません。物事にいつも同じように丁寧に真面目に取り組むAくんの姿勢には、いつも感心させられます。

 

 

 

普段は自由活動が少ないAくんですが、もうじき春休みになり一日の利用となるので自由時間が増えます。ようやくお友達ともたっぷり関わる時間が取れそうで安堵しています。

 

 

 

春休みは新年度に向けて期待や不安を感じる子どもさんもいるかと思います。かく言うAくんも担任の先生が変わった低学年のある時期には不安と恐怖で登校しぶりが見られたこともありました。新年度をを安心して迎えることが出来るように、また春休みの思い出がたくさん作れるように、子供さんたちの良い所を引き出せるように活動を考えたり安心できる場を作ったりして、一人ひとりの子どもさんに添った支援をしていきます。