相手の気持ちに気づける支援(放課後等デイサービス)

今年度もあと僅かになり、進級の喜びと新しい環境への不安が入り混じる子どもたちだろうと思います。

 

 K君を迎えに行くといつものあいさつがかえってきます。車の中であれこれ話をしながら帰ってきました。「先生、年とって困ることは?」「そうだね。身体が思うように動かせなくなってきたことかな」「あとは?」「ううんそうだね」と考えていると「年よりは良いよね。お金いっぱいあるから」

 

「K君のおばあちゃんはお金持ちなんだね。先生は貧乏ひまなしだよ」など・・・そんな話からも、今日の彼の気持ちの状態を察することができます。

 

 

 

こどもプラスに着くと早速H先生と遊びました。H先生は、子供の状態を見て直ぐに喜びそうな遊びを提供し一緒に遊び楽しんでいました。そんな姿を見て、こどもの好きそうなことを把握して子供の気持ちになって一緒に遊ぶのことの大切さを感じました。

 

 

 

 

 

その後、一緒に戦いごっこをしました。子ども対大人のチームに別れての戦いごっこ。跳び箱やマットなどいろいろな道具を集めての基地づくり。ボールの爆弾、拳銃での攻撃、次々と出てくる策略。小さい友達に「そんなに強くやっちゃ痛いよ」と教えてくれる場面もありました。

 

 そんな中、後から来た友達が、基地に入ると、「仲間にも入ってないのに入るな」と怒りました。「A君も一緒にやりたかったんだと思うよ。そういう時は仲間に入れてって言うんだよって教えてあげてね」と言い、A君にも「仲間に入れてって言うんだよ」と話しました。

 

するとA君は、直ぐに「仲間に入れて」と小さい声だったが言うことが出来ました。「A君仲間に入れてって言っているよ」と言うと、「どっちのチームに入りたいか、俺たちのチームか先生達のチームか?」と聞くK君。「K君たちのほう」と答えると、「じゃあ、こっちのチームだね」と自分たちのチームの仲間に入れてくれ遊びが再開しました。

 

 

 

きちんと順序を踏んで仲間に入って来なかったことが許せなかったのだろう。そんなとき、ちょっとしたアドバイスをすることにより、お互いの気持ちが分かり、友だちとの関わりがスムーズに出来るようになるだろうと思います。ルールを知らせたり、相手の気持ちにも気づけるような援助をして、遊びながらいろいろなことが獲得していけるように配慮していけたらと思っています。