異年齢のかかわりの中で感じること(放課後等デイサービス)

放課後デイサービス利用のAくんは中学生で下校時刻が遅く、登所する頃には運動の時間になってしまったり、宿題が終わるまでお友達と遊べなかったりします。お友達と関わる時間が少ないAくんですが、こどもプラスの中ではみんなのお兄さん的存在です。

 

  Aくんがいつもよりも早く登所したとき、小学校1年生のBくんも同じ時間に登所しました。AくんはBくんのことをとても可愛がっていて、面倒を見てくれ、色々なことを教えてあげていて弟のような存在です。久しぶりに早く登所できて、Bくんと一緒になったことが嬉しかったようで、「Bくん、一緒に宿題やろう!教えてあげるよ!」とAくんが言いました。BくんにとってもAくんはお兄さんのような存在なので、快く「うん!」と言って、同じ机で宿題を始めました。Aくんは本当に小さい子に対しての接し方が上手です。ひらがながうまく書けていなかったときは、「もう1回書いてみようか」と声をかけ、Aくんがお手本を書いてみて、「こういう風に書くともっといいんだよ」と声をかけていました。また、算数の宿題でBくんがとても早く計算ができたとき、「Bくん、算数得意なんだね、計算が早いね」と褒めてあげていました。また、Bくんのお手本になろうと思ったのか、Aくん自身の宿題もしっかりと終わらせていました。

 

  年齢の離れた2人ですが、こういった場面を見ると、年齢の幅が広い異年齢集団の中ではお子さんたちの良いところが改めて感じられます。Aくん、Bくんも共に学校でのストレスから不安定なときもあります。暴言を吐いてしまい、宿題に取りかかるのに時間がかかることもあります。それぞれ良いところがたくさんあるお子さん達です。もっと1人ひとりが認められる場所、得意なことが発揮できる場所、褒めてもらえる場所が作ってあげられるように支援していきたいと感じました。