場面記憶が強い子供さん(児童発達支援9

こどもプラスの児童発達支援を利用のAさんはピタゴラスイッチが大好きです。

朝、こどもプラスにくると、お家の方に「行ってきます」をして、手洗いうがいをした後、ピタゴラスイッチの画像をパソコンで調べるというのが、最近の日課のようになっています。

画像なので、動く事はないのですが、ご家庭で動くピタゴラ装置を見てから通所するため、「これ、さっき見たのだよ。」と教えてくれます。

Aさんはまだひらがなを読むことは出来ないのですが、見慣れた画像を指さし、「これはデジムズ。」「これは数ピタ」と、ひらがなはもちろん、カタカナのものや漢字が入ったものまで教えてくれます。これらの言葉はもちろんその文字を読んでいるのではないのでしょう。おそらく、その画像と、それを読んでもらった記憶を覚えているのだとは思いますが、その暗記力には驚かされます。

 

 発達障害の子供さんの中には、場面を写真のように記憶したりする子も多く、Aさんにおいても、これまでに様々な場面をパターンとして覚えるようなことがありました。

 自分が使いたいと思ったものについて、「かして。」と言った後に相手が言うべき「じゃあ少しだけね。」とか、「ちょうだい。」「じゃあ半分こね。」など、会話になる前に全て自分で言ってしまうということがありました。

 少しずつ、相手の言葉を待つ事ができるようになったAさんです。

 

 最近のAさんのご家庭での過ごし方を聞くと、場面ごとのパターンが決まってきているとのことで、こどもプラスでの過ごし方においても、徐々にこだわりになってきている事が幾つかあることをお話ししています。

 こだわりや、パターン化も、その行動をしなければならない、という義務になってしまわないように関わり方に気をつけていきたいと思います。