個々に合った環境作り(放課後等デイサービス)

小学校高学年のAさんはとても真面目な女の子です。
こどもプラスで過ごす時にはあまり見ることが少ないのですが、すべて完璧に取り組もうとするばかり、とても疲れてしまって、イライラしたり、パニックになってしまうこともあるそうです。
高学年なので、下校が遅い時が多く、利用時間は短く、運動遊びの時間の途中で登所することがほとんど。通常ですと、運動遊びの場所に来て、「おやつを先に食べるか、運動に一緒に加わるか」Aさんの希望を聞いて決めてもらうのですが、ある日、登所した際のお母様のお話だと、「登所の直前に些細なことでパニックをおこしてしまった」とのこと。
そこで、みんなのいる場所を避けて、職員を一人つけ、1対1でAさんと、のんびりとおしゃべりタイムをとることにしました。Aさんのペースで、話したいことを
話すようにしてもらうと、最初はいつもと違う硬い表情だったAさんも、だんだんいつものように、学校のことやお友達のことなど、とても楽しそうに
おしゃべりをしてくれるようになりました。
小1時間あまりのおしゃべりタイムで、Aさんはとてもよい笑顔を作って帰っていった様子を見て、私たちもとても嬉しくなりました。
自分に完璧を求めがちなAさんにはいつも、「失敗してもいいんだよ。大人だって
みんな失敗することもあるんだよ」という事を何気ない場面で言葉がけするように
心がけています。
そんなAさんにとって、週1回のこどもプラスへの登所が、「息抜きの場」になってもらい、その後の1週間が穏やかに過ごすことができればいいなぁ、
と思っています。