見守る支援(放課後等デイサービス)

放課後等デイサービス利用のAさんは場面の切り替えや、新しい場所・新しいスタッフに慣れるのに時間がかかることがあります。

こどもプラス見学の際も、事業所に入って来れるか分からない、という状況の中、どうにか保護者の陰にかくれながら来てくれたのがもう1年も前になります。

Aさんと一緒にいる職員が変わると、なかなか思ったことが言えずにいたこともありました。

 

 Aさんは以前、こどもプラスで決められた曜日分の宿題を行っていました。しかしこの頃、宿題をこどもプラスで行っても、少ししか行わなかったり、週末に行うからと言って、宿題をやらずに帰ってしまったりということがありました。

 お家の方や学校との支援会議の内容で、自分で決めた事は自分で責任が持てるよう、職員もなるべく声かけを行わず、先回りの支援を控えるようにしています。

 

 最近、保護者に宿題の件でお話を伺うと、宿題をやらずに帰ってきた日も、自分で決めた予定通りしっかり家で宿題を済ますことができているとのことでした。

 少しでも自分ができる事を増やして社会性を学ぶために、時には見守りの支援が必要であることが分かります。

 例えば、筆箱に消しゴムがなかった時に、職員が消しゴムを用意してしまうのではなく、Aさんが「貸して下さい。」と言ってくるまで待ってあげる事によって、困った時に、自分で誰かに頼ることができる手段を身につけます。

 

 このように、少しでも日頃の職員の関わりによってAさんにとって、社会に出てからの関わりを身につけていけるようにして行きたいです。