手加減を覚えること(放課後等デイサービス)

先日、3年生のAくんと1年生のBくん、そのほかの男の子たちと職員とで、自由活動中に戦いごっこをしていました。職員とやり取りをしていたのですが興奮しているうちに、1年生のBくんは突然Aくんに向かって爆弾に見立てたボールを投げました。まさか投げてくると思わなかったAくんは、予期せぬ方から跳んできたボールに当たってしまいました。Bくんはもともとその遊びのルールが分かっていないようで、ただはしゃいで遊んでいる中で、Aくんにボールを投げたようでした。

  Aくんはすぐに投げられたボールをとって、Bくんに向かってボールを振り上げました。職員はすかさずBくんに当たらないよう盾になろうとしたのですが、そこでAくんはニコっとしながらボールを投げるふりをして「よくもやったな~。」と優しくボールを投げてくれたのです。

 以前のAくんなら、自分に向ってボールを投げたBくんに対して怒って投げ返してくることも予想される場面でした。しかし、笑いながら手加減をして、1年生と遊んでくれたのをみて、お兄さんになったAくんに感動しました。すかさず、「Bくんに手加減してくれてありがとう!Aくん!!」と職員が言うと、職員にはわりと強めのボールが跳んできました・・・。

 

 遊んでいる中で、人に対して全てに対等ではなく、相手を見て手加減ができる事は重要です。それが興奮して遊んでいる中での事だと特に、発達障害の子供さんにとって難しいと思います。下の学年に対して優しく接したり、状況に応じて判断したりすることができてくると、人間関係も広がっていきます。AくんとBくんとの関わりを見て、Aくんが学校でも、Aくんの良いところを出してより色々な人とのコミュニケーションがとれるようになっていけるように、支援していきます。