運動が苦手な子供さんへの対応(放課後等デイサービス)

こどもプラスへ登所し始めの子供さんの中には、運動遊びに参加したがらなかったり、途中で他のことに気をそがれてしまう子供さんが少なくありません。

その理由には「もともと運動自体に苦手意識がある」「自分が他にやりたいことがある」「以前やってみてできなかった経験がある」「次の運動の見通しが持てず、不安である」「普段から様々な刺激を全て受け取ってしまい、じっとしていられない」など、その子供さんなりの理由があります。しかし、回数を重ねていくことで、どの子供さんもだんだんと積極的に運動遊びに参加できるようになっていきます。

 

この新学期から登所が始まったA君は、最初の頃は運動中も途中で他の遊びを始めてしまったりすることが多かったのですが、先日の運動遊びの時間は初めてすべての運動に積極的に参加することができました。

そして、送迎の車中でも「最近、こどもプラスの運動、楽しくなってきたんだよね」と言ってくれた、とてもうれしく思います。

 

私たち職員は、運動を嫌がる子供さんには、決して無理強いはせず、反対に、職員が自ら楽しそうに運動しているところを見せるように心がけています。

運動に参加したがらない子供さんには、まずは「運動をやらなくても、始めの挨拶と終わりの挨拶だけはみんなと並んでしようね」と声がけをします。

そして、途中で他の遊びを始めてしまった子供さんには「今は運動の時間だからやらないよ。運動をやりたくない場合には、見学スペースで見学していてね」

と促します。そうすることで、次第に「運動遊びの時間」という認識ができてきます。その中で、職員や他の子どもたちが楽しそうに運動をしているのを見ると、

興味がわいてきて、参加してみようという気持ちになります。

参加したらまずは、「参加できたこと」を誉めます。そして、完璧にできることを決して求めず、なにをすればよいかわからないような時には、少しだけ手助けをしてあげること、

そしてその子のペースでできたことを少しオーバーなくらいに誉めてあげるようにすると、どんどん「運動遊び」=「楽しい」と思うようになり、その誉められた経験が満足感や達成感につながります。

そうすることで、運動遊びにも次第に積極的に関われるようになってきています。