興味をもつこと(児童発達支援)

ここ数日で気温も上がり、日中室内ではエアコンをつける日も出てきました。

児童発達支援利用の子供さんは、体力づくりを兼ねて、近くの神社や、公園へ少しでもお散歩へ行くようにしています。熱中症にならないようになるべく日陰、小まめに給水を取りながら歩いています。

 

Aさんはお散歩が好きで、虫や草花を取りながらゆっくりとお散歩を楽しみます。

Bさんはお散歩自体には興味はなく、到達地点で遊びを楽しみます。例えば、神社では砂遊び、公園ではありさんを手のひらに乗せる、お茶を飲んだ時に残ったお茶をアスファルトに捨てて飛び散った水の後を見て「花火、きれいね。」と言って毎回楽しんでいます。

 

Aさん、Bさんはお散歩に出かける際、お互いにお互いを意識していないように見えて、とてもよく見ています。Bさんが落とした帽子をAさんが拾って持っていてくれたり、Aさんの水筒がおきっぱなしになっているとそれまでおんぶ、抱っこしてとおねだりしていたBさんが見つけるとそれをAさんのところへ持って行ってあげたりしていました。また、年下のBさんはAさんが拾った鳥の羽根をみて、こっそりとってしまったことがありました。優しいAさんは、「あげるよ」と言ってくれました。

お互いに興味があるものは違うのですが、何をしているのか、何をとっているのかは気になっているのです。

 

発達障害の子供さんは、自分がしたい事に対してこだわりを強く持ち、他人に干渉されることを嫌がることがあります。しかし、他の子がしていることに全く興味がないのではありません。自分は興味がないのだけれど他の子がしていたから自分もやってみようとふと思うことがあります。

Aさん・Bさんのように一緒に遊ぶ事がなくても、同じ場所で遠くから互いの視線を感じ合っています。コミュニケーションは、興味を持つことが第一歩です。まだAさん・Bさんは関わりが少ないですが、関わり方が今後どのように変化していくのかとても楽しみです。