その日の体調も配慮しながら(放課後等デイサービス)

学校校舎外での作業をしたAくんを迎えに行った日、車に乗った時から疲れた様子でした。車に乗ると、外での作業がいかに大変だったかそして係として最後まできちんと作業をしてきたことを話してくれました。大変な仕事でも真面目にやるところがAくんのよいところです。

 「こどもプラスについて、宿題したら寝るから。」と言っていたAくん。事業所に着いて服を脱ぐと運動着や靴下、膝が泥で汚れて作業をしっかりやっていたことが分かりました。 靴下を脱ぐと休養室のベッドでしばらく横になっていました。

 

 今日の宿題はどうするのか尋ねると、「漢字だけやる。」とのこと。Aくんは宿題を始めるまでに時間がかかる子供さんです。この日もいつものように時間がかかるのかと思いましたが、冷たい麦茶を飲み終えると鞄から漢字ノートと日記を出してきました。漢字を書き始めたのですが、疲れているからなのか筆圧がなく薄い字です。「2回だけでいいから丁寧に書こうか。」と声をかけると力強く丁寧に書きました。日記も作業の事をドンドン書いていきます。

 宿題の量はいつもの半分でしたが、自分からすぐに取りかかれた事はAくんにとってはすごいことです。「疲れているのに今日は宿題が早くできたね。」と声をかけると、宿題を片付けながら「もう疲れたからここで寝たいよ。」と事業所の入り口で横になってしまいました。

 

 決められているいつもの量の宿題を済ませようとすれば、疲れているA君のやる気がますますなくなってしまうと思われました。そこでやりたい宿題を自分で決めさせて取り組ませると短時間で済ませることができました。お迎えに見えたお母さんにもそのことをお伝えしました。

 

 その日の子供さんの様子を見て体調を配慮し、嫌々やる宿題ではなく自分から取り組める宿題になるような支援をして行きたいと思います。