自然とのかかわりの中で(放課後等デイサービス)

 草花が咲き始めあちらこちらで鯉のぼりがあがり、散歩に出かけたり、ピクニックに出かけて行きたくなる季節になりました。
こどもプラスに通うお子さんの中にも、花や虫など生き物に興味を示すことが、日に日に増えてきました。

 午前中から通うAさんは、桜が咲き始めた頃、「お弁当持って行きたいな~。あっ!桜さんも食べたいって言うかな~」とお花の気持ちをやさしく静かに語ったりする姿もありますが、ミミズ、ダンゴムシ、昆虫類にもたくましく立ち向かう一面もあります。
蜂を見かけた時も、「触ってみたい!」
と興味を示し、ジーっと様子をみていました。

外で出会ったたくさんの草花や虫を今度は、折り紙などで作り、お花屋さんごっこに発展していきました。

 通い始めた当初は、決まった職員とのやりとりでしかなかったのが、今はAさんよりも年上の友達との関わりも随分できるようになりました。このお花屋さんごっこでも、花を作ったり、作ってもらったりのやりとりや、売る役、買う役などで、会話も増え、声にも力強さが出てきました。また、その役を演じきっているうちに、少しずつ普段のAさんが、引き出されてきたように思います。

 

 また、放課後通うB君は、沢蟹を見つけ数日家で飼っていました。
名前をつけて、何を食べるのか調べたり、食べたもので糞に違いがあることを教えてくれたり、食べ方を観察して、真似までしてくれました。
可愛がっている様子がよくわかりましたが、「川にかえしてあげるんだ」と言って、場所を決め「バイバイ!!」と蟹を放すB君でした。
 
寂しさもあるだろうと思ってみていましたが、元気にお別れしていました。

このように自然豊かな地域をいかし、自然との関わりの中で少しずつ、優しさや逞しさが育ち、また、こうしたい!やってみたい!という意欲にも繋がる支援ができるようにしていきたいと思います。