子供同士の関係の中で(放課後等デイサービス)

久しぶりに当事業所を利用することになったAくん。いつもの利用曜日と違う曜日での利用でしたのでB君と初めて一緒になりました。(AくんとBくんは利用する曜日が違います。)元気いっぱいのAくんはいつもの曜日ですと同じように元気なC君と一緒になって次から次へと汗をかくほど身体を動かして遊んでいますが、Cくんがいない曜日で、初めて一緒になったBくんがブロックで遊んでいると一緒にブロックをやり始めました。

 

 そのブロックには《このブロックを使ってこんなものが作れます。》という見本の説明書が入っていました。するとAくんはその見本を見て「カブトムシを作りたい。」と言って説明書に書かれているブロックと同じものを、沢山あるブロックの中から探し始めました。カブトムシを作るには黒・青・黄色の形も様々なブロックが必要でした。でも、みんなで使うブロックですから他の友達が使っていると足りない物もあります。Aくんが「黒のこの形が後一つ足りない。」というので、隣でその形を使っていたBくんに職員が「Aくんが見本のようにカブトムシを作るのにはBくんが使っている黒のこの形のこの形のブロックを借りたいんだけど、交換してもらってもいいかな。」と頼むと、優しいBくんは「しかたないな~。はい。」と交換してくれました。Aくんは嬉しそうに「ありがとう。」と言いました。

 

 そのおかげでAくんは必要なブロックを全部そろえることができ、説明書を見ながらカブトムシを作り始めました。周りで他の子供達がわいわい遊んでいても気にせず集中して作って行きます。一か所だけ分からない部分があったのでそこは職員が手伝いましたが、かっこいいカブトムシが完成しました。するとAくんはそれをデジカメで写真に撮り、パソコンで印刷して、ラミネート加工したものを大事に家に持ち帰りました。

 

 Aくんが集中して取り組む姿に成長を感じましたし、Bくんの優しさも嬉しくなりました。ブロック遊びの後は職員と一緒にAくんとB君で仲良く近くの史跡公園に出かけて遊んできました。一緒に過ごす友達が違うと遊び方も違ってきます。いろいろな関わりが持てるのも集団生活のよさだと思います。