こだわりの強い子供さんの支援(放課後等デイサービス)

Aくんは、放課後等デイサービス利用の子供さんです。

 普段は穏やかで、それほどこだわりが強くはないのですが、2つほど、強烈なこだわりがあります。戦隊モノが大好きで、工作で武器を作ったり、キョウリュウジャーのアイテムを作ったりする時は「色」にこだわり、「赤」をまず作ります。また、しゅりけんも大好きで、赤色の折り紙でいくつもしゅりけんを作ります。ですから、こどもプラスの折り紙ケースには「赤」だけがなくなり、その度に、Aくんに「何で赤ないの。」「Aくんが使っているからだよ。」の会話の繰り返しでしたが、ようやく、赤がなくても他の色でもいいや、とか自分の欲しい色がなくても我慢ができるようになりました。

 

もうひとつのこだわりは、登所の予定メンバー表です。その日に来る子供さんの名前をホワイトボードに掲示しているのですが、例えば電話が来て、登所を予定した子供さんがいることが分かると「はがす?」と、そのホワイトボードに貼ってあるマグネットの名前シートをはがそうとします。また、みんなが帰り始めると、「明日の分、貼らなきゃ。」と言って貼ってくれようとします。Aくんは最後まで残っていることが多いので、ある時、翌日の登所予定の子供さんのマグネットシートを貼ってもらったのをきっかけに、それを自分の仕事と認識してしまったようです。時と場面をわきまえられるよう、ルールを決めました。活動の際中などは貼り替えない、みんなが帰って、職員がいいと言ったら貼り替えるようにしています。

 

子供さんによってこだわりと言うのはそれぞれで、ある行動がどのタイミングでこだわりに変わっていくのかは予期できないものです。こだわりにとらわれ過ぎず、生活の中で柔軟に対応できるように支援していきます。