片付けの習慣を身につける(放課後等デイサービス)

子供と言えば遊んだ後、おもちゃや遊び道具などを元の場所に戻すこと、片付けることを嫌がったり、面倒くさかったりすることが多いです。片付けてから次の行動に移すことを習慣づけることは長くかかる事だと思います。

 

 この一連の動作を苦手とするAくんは好きな遊びをした後、「片付け」という言葉を聞くととっても大変な作業をするように感じているのでしょうか、避けて逃れようとするのです。注意されれば、結局つまらない時間となり、気持ちよく遊びを終える事ができないことが多いです。

 そこで、遊びの前に片付けの約束をすることはもちろんのこと、具体的に何を片付ければいいのかを言うようにし、しかも、いくつもではなく、「一つ」だけにしました。

 

 ある日、職員と遊んでいると時間になったので「片付けよう」と促すとやはり、避けて逃げて行きました。今までの傾向だと注意され、嫌々言いながらやるなどし、楽しかった遊びが一変してつまらないものとなってしまうことが多かったと思うのですが、この日は、あまり文句も言わずに遊んだ場所に戻ってきました。

 

 しかし、様子を見て「片付いてたー。」と言って、また行ってしまいました。どうも、全部片付けてもらったと思ったようです。

「Aくんのはまだ片付けていないよ。」の声に戻ってきて道具を手に取り片付けることができました。職員にもほめてもらえ、次の行動も嫌な気持ちで移ることなく楽しい気持ちのまま移行することができたのだと思います。

 

 《片付けること=嫌なこと》としてできれば避けてとおりたいと誰もが思うことだと思います。また、注意すれば、嫌がられたり、反抗されたりで注意した方も嫌な気持ちになったり、大きなトラブルに発展したりすることもあると思います。できたりできなかったりを繰り返しながら、少しずつ片付けをすることが習慣として身に着き自分から進んでできるように一つずつ目標をあげて一緒に取り組みたいと思います。