ケースごとに対応(放課後等デイサービス)

先日、ある職員が、「Aくんを送る送迎の車の中で伝言を預かりました。」と、言いました。

Aくんは帰りの送迎もある子供さんです。こどもプラスでは学校へお迎えに行ったり、またはご家庭の都合でお家にお迎えに行ったり、(自転車通学をしている子供さんなど)帰りも家に送るなど、希望の方で送迎のできる範囲内に該当の子供さんの送迎をしています。

 Aくんが登所する日はBくん、Cくん、Dさんも送迎利用で、時には相乗りで帰っていくことがあります。

 

 そんなAくんの伝言は、「BくんやCさんは同じ方向だけどさ、Bくんは方向が同じとか言うけど全然違うからね!!」と言っていたそうです。

 実際Aくん、Bくん、Cくん、Dさんは同じ地域にお家があるのですが、車で向かう際、Bくんを送るときだけ、ある橋を通らずに向かうことがどうやらAくんの言う《方向が違う》ということらしいのです。

 

 発達障害を持つ子の中にはこだわりが強く、自分が納得しないと行動できない子供さんがいます。Aくんも帰りの送迎でB君が一緒に帰る日は何度か「一緒に乗って帰らない!」と言うことがありました。仕方なくAくんがお気に入りの職員も一緒に車に乗って帰ることもありました。

 

 そこで、AくんにBくんも同じ方面だということが分かるように地図を出し、Bくん、Cくん、DさんがAくんと同じ地域に住んでいることを確認してもらいました。Aくんの中でのポイントは《ある橋》を渡ることにあったので、その地図を見てすぐに納得は出来なかったようですが、その日の帰りの送迎でBくんと一緒に帰る際は仕方ない、といった感じで文句を言わずに乗ることができました。

 

 今回の一件は、AくんがどうしてBくんと一緒に乗って帰るのが嫌なのか、を他の職員に伝言という形で言うことができたので手立てをすぐに立てることができました。今、時期的にも新学年に上がるという嬉しさと不安とで精神的にも不安定になっている子供さんはほかにもいるので、漠然とした不安からピリピリしているのかな?と捉えることもあります。「決まりだから。」とか、ただただこどもたちに押し付けるのではなく、納得してもらえる理由が提示できればしてあげる、また、ただのわがままにならないようにケースごとに見極めていくことも職員の今後の課題です。