日々の活動の成果(児童発達支援)

ある日、いつもいる職員がいなかった時のことです。

他の職員が朝の会や運動遊びを行おうとしていたのですが、Aさんが「私が今日はやる。」と言って、活動を進めてくれました。

 

 ところがAさんより小さいBさんが、いつもと違う環境になかなか対応できず、朝来た時からとても不安定でした。朝の会も泣いて嫌なことや落ち着かない気持ちを訴えていました。そんな様子を目にしても、Aさんは嫌がる様子も見せず、怒ることもなく、会を進めながらもBさんに優しい言葉をかけてくれるのです。

「Bちゃん、準備して待っているからね。」「一緒にやろうね。」と。

本当にうれしい言葉でした。

 

 何かを一生懸命行おうとしているのに、遮られたりすると、邪魔されたと思い、攻撃的な態度を取ってしまいがちなAさんですが「今日は、私が先生!」という気持ちが表に出ていてまとめようとしてくれているのがよく分かりました。

 

 Aさんの言葉かけで、Bさんも切り替えができAさんの考えた運動遊びに入ってきました。そして、ここでもAさんがすごかったのです。Bさんには、ちょっと難しい運動かなと思ったのか、「Bちゃんにはこれを用意しよう!」と別の道具を持ってきてBさんに合うように工夫してくれるのです。

 

 自分のことだけで精一杯だと思われる年齢のようですが、こんなにもまわりの状況を感じとり、気遣いできるように感動した場面でした。

 そして何気ない日々の活動のようですがAさんが頑張って積み重ねてきた結果であるとも思いました。

 身近な人の言葉がけや行動を見てまねをする時期でもありますが頼りになるお姉さんの姿を見せてくれた出来事でした。