発達障害の子供さんの特性に合わせた支援1

 S君がこどもプラスに来るようになって早いもので10ヶ月になります。
  S君はお帰りの際、色々トラブルがおきやすく、何度かお母さんと作戦をねってきた経緯があります。
   どんなトラブルかといえば、お迎えが来てもなかなか活動を終わりにしずらい、今日の様子を伝え始めると玄関のチャイムを鳴らし続けたり、外水道をジャージャー流したりといったイタズラをしたりすることです。
   ところがいつの間にか、そんな姿もなくなり「s君落ち着いたね。凄く成長したね」と職員の間でも話題にのぼりました。
  気をつけてきた事は、お母さんと相談して、帰りの時間を一定にして見通しを持ち易くしたことです。お母さんにもご協力頂いて
早く到着しても、時間までは車中で待って頂きました。s君には約束の時間10分前にタイマー音でお知らせをし、タイマーが鳴ったら片付けをして帰りの準備をするようにしました。これをきちんと実行する事でスムーズに出来るようになっていきました。
   引き継ぎ時のイタズラについては、話が長くならないよう連絡帳を活用したり、チャイムの電池を抜いて、予め注意をしなくてはならない状況を作らないように 心がけていました。最近はS君自身が「お母さん見て見て、聞いて聞いて、今日はこんな事をしたんだよ」と自ら報告してくれるのでイタズラをしている暇がありませんし、職員からの引き継ぎも褒めて貰う事が多いせいか、どこか自慢気に聞いています。
  こんな事の積み重ねが結果として「待てる」ようになった、という事に繋がっているようです。
   発達障害のお子さんは変化が苦手と言われますが、逆に、一度身に付けた決まり事はきちんと実行する素晴らしさがあります。
  周りの大人が良い状況を作って、良い所を伸ばしていけるように支援して行きたいと考えています。