思いやる心を育てるための支援

当事業所では18畳ほどのプレイルームがあります。曜日によって自由時間のプレイルームでのこども達の遊びが異なります。

 利用人数が多い日には、プレイルームの片隅で基地を作る子供もいれば、片側の壁に手作りの的を貼ってボールペンロケットで的当てを楽しむ子供もいたり、また、」空いているスペースでボール遊び(ソフトテニスや玉入れ、サッカーなど)をする子供もいたりと、みんなで譲り合って使います。

 でも時には、宿題をする子供や、ブロックや工作をする子供がいて、プレイルームをひとりで使える時間もあります。そのような時には職員相手にダイナミックなサッカーやホッケーなどをして思い切り身体を動かすこともあります。

 

 先日は利用人数が少なく、プレイルームを使う子供がいなかったので、Aくんと職員でバランスボールを使って遊んでいました。転がしたりキックしたり、ペットボトルを並べてボーリングをして遊んでいました。そこへBくんがプレイルームに入ってきて一緒に遊び始めました。

 Bくんは職員相手にサッカーなどをして元気いっぱいに遊ぶ子供です。Aくんはどちらかといえば静かなタイプの子供です。バランスボールで遊ぶ時に、Bくんは職員相手にはいつものように力強くキックするのですが、Aくん相手には優しく転がしていました。Bくんは以前Aくんに対してきつい言葉を言うなど少々苦手としていた時もあったのですが、一緒に活動する時間が増えてきたことで相手の事を思いやる心が育っていると感じた瞬間でした。

 

 発達障害の子供は、自分の気持ちが主体になりがちですが、たくさんのお友達と一緒に過ごす中で、タイプの異なる友達とのかかわり方を学んだり、より良い人間関係を身につけています。