夏休みの宿題

こどもプラスでは、放課後等デイサービスを利用の子供さんたちに、宿題をする時間を作っています。夏休み後半は宿題に向かうということも難しい子供さんもいました。 

発達障害の子供さんの中には、鎮静作用や、ドーパミンを増やすお薬を服用している子供さんもいらっしゃいます。こどもプラスを利用後、ご家庭に帰ると薬の効果が切れ、落ち着いて勉強することが難しいのでできれば宿題を終わらせて帰って来る方が良いと、保護者からのご要望もありました。

もちろん、ご家庭によっては、おうちの方と一緒に宿題をして、コミュニケーションをする時間としているご家庭もあるので全員に強制して行っているのではなく、出来るところまででいい子供さんは自分で決めた所まで宿題を行っています。

 

最近学年が上がってから一教科だった宿題が二教科に増えた子供さんがいました。最初は一つだけこどもプラスでやってもう一つはおうちで、と本人が決めていたようだったのでそのように宿題を行っていました。しばらくして、おうちの方から家で宿題を行うことに苦労しているというお話を聞き、こどもプラスで宿題をすることにしました。

最初はなかなか進まず、ひたすらやだやだだったのですが、二つ宿題を終わらせなければいけないということが分かったのか、今では二つとも終わらせて帰って行きます。

 

学年から見て相応の宿題の量でも、突然に一つだったのが二つに変わったことに納得が出来ずにいましたが宿題に取り組もうという気持ちになってもらうために、宿題をやりながら、コミュニケーションをとり、終わってから好きな遊びをするという見通しをもてるように「終わったら基地づくりをしよう!」とか、「こんなに頑張ったからみんなきっとびっくりするよ。」と、終わってから職員全員に褒めてもらいました。

 

こどもプラスは、塾ではないので子供さんの学力の向上のための指導などは行っていません。しかし、子供さんの成長を見守る中で、学習を行うということは、大人になっていく上での我慢や、やりたくないこともやらなければいけないという精神面での耐性を養うことにつながる活動の一つだと考えます。学習する内容が個々のレベルに応じたもので、その日の復習の内容であれば1人で取り組むのは簡単かもしれませんが、それが難しい子供さんも、出来ないからやりたくない。難しいからやらない。などマイナスな気持ちにならないように小さなことでも褒め、まずは習慣を身につけてもらいたいと思っています。