
人とのコミュニケーションの第一歩である「あいさつ」は大人も子供も、また、障害がある、ないに関わらず人間関係を築く基本です。家庭でも学校でも地域でも推奨していることです。
お互いを認め合う気持ちも生まれる「あいさつ」を当事業所でも大切にしています。
初めて会うスタッフとのやり取りで、スタッフが
「はじめまして。○○です。よろしくお願いします。」
というとAくんが
「△△です。よろしくお願いします。」
と、照れくさそうではありましたが、ペコッと頭まで下げてくれました。キラキラした目でニコニコ笑顔でした。
すがすがしい気持ちにさせてくれたのと同時に、受け入れてくれた優しい気持ちに触れた瞬間でした。
あいさつは、声をかける側、かけられる側どちらも相手の反応次第でその後の会話や、行動が決まります。
発達障害の子供さんの中には、気になった言葉はずっと覚えていて、後に攻撃する手段に出る場合もあります。あいさつという基本的な習慣を身に付けながら、相手の気持ちを考え、理解し、多くの人とコミュニケーションを取って行かれるようにこれからも支援していきたいと思います。
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